有線LANとはLANケーブル(有線)で機器同士を接続する方法のこと。

有線なだけに通信環境が安定しやすく、セキュリティ面でも強いという特徴が。 その為、オフィス内でのLAN工事では有線LANを主体に施工するのが一般的です。

ただし、有線LANは工事の規模が大きく、費用も高くなる傾向にあります。

そこで気になるのは、有線LAN工事の費用はどれくらいかかるのかということ。

今回は、有線LAN工事の費用相場について、NTTと業者の2方向から紹介します。 有線LAN工事の費用を少しでも抑えるポイントも触れていますので、参考にしてください。

1.有線LAN工事の費用相場

オフィス内のLAN工事を検討するとき、”有線LAN”を主体にするのは間違いないです。 では、有線LAN工事の費用相場として、NTTと業者の2方向から見ていきましょう。

NTTの費用相場

NTTとは日本最大の通信事業者です。

例えば、NTTの提供するネットワークサービス”フレッツ光”。 フレッツ光の初期工事費用(有線LAN工事)は一律18,000円

ただし、上記はあくまで”戸建”を想定した費用相場です。

小規模ならまだしも、中規模以上になると費用は上がるでしょう。 個人事業主や小規模オフィスならNTTも選択肢の1つと言えます。

フレッツ光

業者の費用相場

”LAN工事 業者”と検索すると日本全国に何十社もヒットします。

正直、「これが費用相場!」と明確に決まっているわけではありません。

しかし、各業者を比較し、有線LAN工事のおよその費用相場はだせます。

  • LAN配線…3,000円/10m
  • パッチ配線…2,000円/5m
  • ルーター設置…10,000円/台
  • ハブ設置…3,000円/台
  • ネットワーク設定…10,000円/セット
  • 作業員…10,000円/人

小規模であれば10万円ほど、中規模であれば20,30万円ほどはかかります。 大規模になれば有線LAN工事だけで100万円以上の費用がかかることも。

というのも、天井や壁にLANケーブルを敷設して、接続してと手間がかかるためです。

ただ、NTTに頼むよりも、業者は有線LAN工事を専門に行っています。 オフィス環境に配慮したレイアウト、使いやすさを重視した設計をしてくれるのです。

予算に余裕があるのなら、できるだけ専門の業者に依頼した方が安心と言えます。

2.有線LAN工事の費用を抑えるポイント

有線LAN工事の費用相場は小規模で10万円ほど、中規模で20,30万円とのこと。 では、有線LAN工事の費用を少しでも抑えるためのポイントをご紹介しましょう。

相見積もりを取る

費用を抑えたいのなら、”相見積もり”を取るようにしましょう。

相見積もりとは複数の業者に対して、同じ条件で見積もりを請求すること。 条件が同じなだけに、費用はもちろんサービスの内容までしっかり比較できます。

単純に費用の安いところを探すことも、サービスとのバランスで選ぶことも。

おすすめは3社から、少なくとも2社から見積もりを取るのがおすすめです。 4,5社と増やしすぎると対応が難しくなる上に、比較しづらくもなってしまいます。

ちなみに、できるだけ近場の業者を選ぶと派遣費用の削減にもつながります。

部材を提供する

”部材を提供する”のも、費用を抑えるのに効果が期待できます。

というのも、有線LAN工事で使用される部材の多くは誰でも購入できるもの。 例えば、LANケーブルやルーター、ハブなどはホームセンターに売っています。

また、最近では一般人でも利用できる格安部材専門のネット通販も。

これら部材の発注を業者に任せると、どうしても中間マージンが発生することに。 ちょっとした差ではありますが、ホームセンターなどで買ってきた方が安く済むのです。

ただし、分量を間違えるともったいないので、あくまで買いすぎ注意です。

拡張性を持たせる

費用を抑えるのなら、”拡張性を持たせる”ことも意識してみてください。

LAN工事は施工して終わりではなく、将来的に何度か行う可能性があります。 実際に運用している過程で「ここにも…」と追加、移動させたくなるものなため。

もし、拡張性のあるレイアウトであれば、簡単な工事だけで済む訳です。

ただ余っているハブに、機器にLANケーブルを接続するだけなら誰でもできます。 つまり、わざわざ業者に依頼する必要もなく、施工できることもあるのです。

業者に依頼するのなら、拡張性まで意識して提案してくれるところがおすすめです。

無線LANを併用する

”無線LANを併用する”というのも、費用を抑えるポイントと言えます。

有線LANとは異なり、無線LANでは電波(無線)で機器同士を接続します。 つまり、電波さえ届けば、どこでもどんな機器でも利用できるということ。

しかし、無線LANは壁や床など、障害物により通信が乱れやすいという特徴も。

デスク周りのように重要なところは有線LANで、会議室などは無線LANでと。 あくまで主体は有線LANにし、無線LANを組み合わせれば費用を抑えられます。

スマホやタブレットの普及も進み、オフィスにも無線LANは必須になりつつあります。

3.まとめ

今回は、有線LAN工事の費用相場についてまとめてみました。

業者に有線LAN工事を依頼したときの費用相場は以下のように。

  • LAN配線…3,000円/10m
  • パッチ配線…2,000円/5m
  • ルーター設置…10,000円/台
  • ハブ設置…3,000円/台
  • ネットワーク設定…10,000円/セット
  • 作業員…10,000円/人

小規模であれば10万円ほど、中規模だと20,30万円はかかります。 情報戦略の要として、有線LANにはそれなりの費用がかかる訳です。

ただ、できれば有線LAN工事の費用は少しでも抑えておきたいもの。

であれば、紹介したように以下のようなポイントを意識してみましょう。

  • 相見積もりを取る
  • 部材を提供する
  • 拡張性を持たせる
  • 無線LANを併用する

上記のどれも、今すぐ挑戦できるものばかりです。 ぜひ、紹介した内容を参考に、費用を抑えたLAN工事を検討してください。